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スロットマシーン

それほど遠くない昔スロットマシーンで遊ぶ人はカジノにおいて二流と見なされていました。ジャックポットは小額でペイアウト率もひどく、フリールーム、ショーへの招待、食事などテーブルプレイヤーに通常与えられるようなボーナスをもらうこともできなかったのです。スロットマシーンしかしここ数十年でカジノ産業の形態が変わり、今では70パーセント、場所によっては80パーセントにも至るカジノの収益がスロットからくるようになりました。

初めてカジノを訪問する人の80パーセントがスロットを利用します。コインを入れてボタンを押すかハンドルを引けばいいので極めて簡単に遊べ、ディーラーや他のプレイヤーとテーブルゲームを行う気分になれない新参加者にとってとても気軽にできるのです。そしてカジノ内で最も大きく、人生を変えるようなジャックポットが魅力的なのです。

次の記事ではスロットに関して基礎から様々な戦略まで必要な知識について紹介します。まずはじめにスロットマシーンの遊び方について説明しましょう。

遊び方

ペニー、ニッケルビデオゲームはクオーター、1ドルリール(ドラム)回転ゲームと共に最も人気のあるスロットで、2,10,25セント(1クオーター)と1ドルスロットと呼ばれることもあり、100ドルまで賭けれるリールなどがあります。殆どのリールは毎ゲーム2,3枚のコインを投入するのに対しビデオスロットでは45,90,500とクレジットを使うことができます。

ほぼ全てのスロットマシーンにはクレジット販売機がついていて、紙幣をスロットに入れるとその分のクレジットが画面のメーターに表示されます。リールマシンの場合は「1クレジットを使う」というボタンを自分の賭けたい分だけ押し続けます。そして「スピン」(回転)ボタンを押すか、稀にハンドルを引きます。「最大クレジットを賭ける」のボタンを選ぶとそのマシーンの許容する最大限のクレジットが賭けられます。

ビデオスロットでは賭けたいラインを選び、次のボタンでラインごとにどれだけ賭けるかを選びます。このようなスロットには通常9ラインあり、1~5クレジット賭けることができます。ビデオスロットでは5,15,20,25と50のラインもあり、コインも毎ライン25枚賭けることができます。

多くのリールマシンにはリール正面にあるガラス中央部分に渡って描かれた一本のペイアウトラインがあります。そのラインが3つや5つあるものもあり、一つ一つのラインがコインを賭けると反応します。ペイアウトラインに絵が揃うと勝ちとなり、さくらんぼ、バー、ダブルバー(バーが二つ上下に重なっている)、トリプルバー(三重)、7などの絵柄があります。

例えば一つのさくらんぼがラインに出るとコインが2枚、どの種類でもバーが3つ揃えば(バー、ダブル、トリプル)10枚、バーが揃うと30、ダブルバーが60、トリプルバーが120支払われ、そして7が3つ揃うとジャックポットとなります。しかし絵柄がなく空白であることも多く、その場合どのような組み合わせでも賞金は発生しません。7に関しても同じように扱われ、バー・7・バーなどの組み合わせになるとはずれとなります。

ビデオスロットにて典型的なのはビデオスクリーンの5ライン型のものでペイラインは直線だけでなくV字であったり逆V字やジグザグなどもあります。殆どのマシーンには最低でも5つのペイラインがあり、2000年代中盤では50ラインあるものも見られます。

Surotto casinoそれに加えビデオスロットではボーナスラウンドやスキャッターが特徴です。スキャッターとは並びとは関係なく画面上に2,3かそれ以上のある同一の絵柄が出た場合に生ずるボーナスのことです。

これと同様に特別な絵柄が出るとボーナスイベントが発生し、フリースピンができたり、別画面に移動したります。別画面ボーナスの例として長年人気のあるWMSゲーミングスロットの「Jackpot Party」があります。3つのノイズメーカー(音の出るおもちゃ)がリールに出るとプレゼントのラッピングに包まれたパッケージが画面が登場します。プレイヤーはスクリーンに触れてパッケージを開きボーナスを獲得することができ、「プーパー(パーティーをしらけさせる人)」が出るとゲームは終了します。このようなボーナスラウンドにより近年のビデオゲームは人気を集めるようになったのです。

絵柄が揃うと賞金がクレジットメーターに加算され、コインを清算したい場合は「キャッシュアウト」ボタンを押すと大抵のマシーンではバーコードの入ったレシートが印刷され、それを換金することができます。古い台ではトレイにコインが出てきます。

エチケット

多くのプレイヤーは隣接する2,3台を占領しますが、お店が混んでいて他のプレイヤーの遊べる台がない場合は一つだけを選びましょう。実際少しでも混雑している場合一つの台に集中したほうがより簡単です。ある女性は6台同時にゲームしていて、一つの台にコインを投入している間に廊下の向こう側にある他の台でジャックポットが出て通行人にコインを奪われるということもありました。

化粧室に行く際はいすをマシーンに傾けたり、コートをかけたり、そのほかすぐに戻ってくるというサインを残します。このようなサインに注意しないと他のプレイヤーとのトラブルなどが発生してしまいます。

ペイアウト

1ドルの5%のほうが1クオーター(25セント)の8%、若しくは1ニッケル(5セント)の10%よりも有益だということが判明して以来ペイアウト率は上昇しました。殆どの国ではスロットのペイアウト率は93パーセントでネバダ州においては更に高くなっています。ラスベガスのカジノでは通常最高のペイアウト率が採用されていて、それは95%以上にも達します。これらの率は10万から30万回のスピンから取った長期にわたる統計の平均を示すものです。

短くいうと何が起きてもおかしくないということです。スロットにおいて20,50回スピンして一度も当たらないということは稀ではなく、ビデオスロットでは比較的当たる確率が高くなります。何十回かスピンしたあとに150パーセントの賞金が出ることもあります。しかし長期的になると統計どおりの確率に近づくことになります。

コンピューターの普及、マイクロプロセッサーの開発によりスロット界も転換期に入りました。過去の台は機械仕掛けのもので、どのくらいでドラムが止まるか、絵柄や空白の間隔などを見てジャックポットを狙うことを計算することができたのです。台に3つのリールがあり10個のコマがあるとして、一つのリールに一つのジャックポットの絵柄があるとすると毎10310310回、若しくは1000回に一回当たりが出ることになります。 このようなマシーンでは賞金も50~100ドル程度で今日のスロットには遠く及びません。電子的に幾つものカジノと通信しているプログレッシブジャックポットでは何百万ドルという賞金が発生する可能性があるのです。

現在スロットマシーンに搭載されているマイクロプロセッサーはランダムな数字を選ぶようにプログラムされていて、当たりとなるコンビを統率しています。1リールに何コマあるかということはもはや関係なくなり、例えば古い3リール式のマシーンで最初の2列に10個、3列目に9個ジャックポットの絵柄を載せたとしてもこのランダム化機能によってジャックポットの確立は千回に1度や1万回に一度などとプログラムされるのです。そしてビデオスロットにおいてはリールのコマは望まれる勝率を元にプログラムされるため実際にどのような並んでいるかは関係ありません。

毎コンビは(一連の)数に割り当てられていて、ランダム化プログラムがある信号(コイン投入やハンドルが引かれるときなどどんなものでもあり得る)を受けた際、番号がセットされリールはそれに対応するコンビの絵柄を表示するように止まるのです。

信号を受けるたびにこのランダム化プログラムは常に作用し1秒に何十ものパターンを作り出します。これはプレイヤーにとってある二つの影響をもたらします。まず一つ目は台から遠ざかった直後に他のプレイヤーがその台でジャックポットを当てた場合も頭を抱える必要はありません。というのもそれはあなたがそのプレイヤーと全く同じタイミングでプレイをすることが不可能だからです。確率は天文学的なもので、同じ台にいてももう一人のプレイヤーと全く同じ結果が出ることなどありえないのです。

二つ目はこのようにコンビがランダムかそれに極限近くプログラムによって設定されているため、ある特定のコンビを当てようとする確率は毎回不動であると言うことです。例えばジャックポットの出る確率が一万回に一度だとすると、いつプレイしてもその確率は変わりません。同じ台で何日もプレイし続け一万回に到達したとしても次のスピンでも確率が高くなることはないのです。このような確率はあくまで長期的なものの平均値であり短絡的にいうと一万回スピンしても全く何も当たらなかったり、逆に何度も当たったりすることがあります。

このようなスロットマシーンで大きなものをヒットすることはできるのでしょうか?実際にはそのような方法はありません。しかしこのようにわずかなチャンスしかないスロットでもいくつかの攻略法が存在します。次のコーナーではこれらについて紹介していきます。

スロットマシーンの神話

スロットマシーンがどのような仕組みになっているか理解していない人が多いため、いつプレイするかしないかなど様々な伝説が生まれました。このような説には多少真実も含まれています。ここではいくつかの変わったスロットにまつわる信条を紹介します。

ジャックポットが出たら台を換える-その台ではしばらく当たりが出ない
金銭管理の立場から言うと大きな当たりが出たら台を換えるというのは理にかなっています。しかし台が「冷たく」なるわけではなく、実際にジャックポット後の勝率は全く変わりません。

長い間当たりの出ていない台を選ぶ-すぐに大当たりが出るはず
スロットマシーンには「~のはずだ」ということは絶対にあてはまりません。長い間プレイすればそれだけ長い間負ける可能性があるのです。

通路に近い台が熱い
どのようなかけ金でも儲けられると普及しているこの説ですが、実際全ての台が同じ確率にプログラムされているわけではありません。そしてカジノとしても入り口付近に勝者がいることで他のプレイヤーを刺激することはあるでしょう。ただ、スロットの配置は入り口に近いなどだけの簡単なものではありません。

混雑時や需要が大きくなると当たる可能性が下がる
マシーンのプログラムを変えることは簡単ではありません。そのためにはマシーンを開けコンピューターチップを交換する必要があるからです。このような横柄なことは行われることはありません。